ミカンは、その皮を干したものを用います。
これは陳皮といって、六君子湯や補中益気湯など、おなじみの漢方薬に含まれています。
ダイダイ(橙)もミカンの一種ですが、これは枳実といって丸ごと用います。
大柴胡湯、茯苓飲などに入っています。
トウガン(冬瓜)は、実は種の部分(冬瓜子)を用いるのです。
大黄牡丹皮湯や腸癰湯などに入っています。
シソ(紫蘇)は、香蘇散や半夏厚朴湯、参蘇飲など、たくさんの漢方薬に入っています。
名前が処方に残っていますので、これはわかりやすかったかもしれません。
なおキュウリは、普通は漢方では用いられませんが、夏野菜の代表で、この時期によく食されますね。
キュウリには、解熱剤として古くから用いられている「アスピリン」に似た成分が含まれていますので、体を冷やす作用があるのです。
おいしい野菜なのですが、食べ過ぎて体を冷やさないように注意したいところです。
文責:檜山幸孝
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