
暖房とうまくつきあう方法
寒いとつい暖房を強くしがちです。
節電と言われて設定温度を21度にしている職場もあるようです。
21℃で快適ならよいのですが、寒く感じて保温に勤めている方も少なくありません。
暖房をうまく使って寒い冬を乗り切るにはどうしたらよいのでしょうか。
暖房が調節可能な場合
まず室温よりは湿度に注目して40%くらいに上げること。
気温21度でも湿度が40パーセントと30パーセントでは体感温度が大きく違います。
50%台まで上げてもよいのですが、現実的ではありません。つまり不可能に近いのです。
もし可能であったとしても結露の問題が出てきてしまいます。
実際には暖房を開始した時点の湿度が40パーセント以下なら
加湿器を使い湿度40%超えを目指します。
湿度が30パーセント近くになると皮膚や粘膜が乾燥して違和感や痒みが生じます。
暖房の調節が出来ない場合:勤務先、乗り物など
寒すぎる場合は、足下の保温に加えて腰周りも冷えないように。
靴下、履き物、膝掛け(大きめにして腰巻きにするとよい)、最後にカイロ。
効き過ぎる場合は簡単。薄着になれば良いだけ。
温風に直接当たらないように拡散板、風向変更など工夫。
それがだめなら着衣で防御しましょう。
暖房は乾燥しますので、水分補給をこまめにしましょう
暖房は乾燥しますので、水分補給をこまめにしましょう。
毎時50mlは必要です。作業時はこの二倍は必要です。
カフェイン飲料は利尿作用がありますので補水には不適です。
麦茶、ほうじ茶、番茶が適しています。