不妊症に漢方治療

ひとりひとりに合わせた漢方

「薬局で買った漢方薬を飲み続けているが妊娠しない。」
このような方がよく受診されますが、不妊症だからこの漢方薬という訳にはいかないのです。個人個人の状態を分析し、問題となっている改善すべき点を明らかにし、対応する漢方処方を決定するのが私ども漢方医の役割です。これを「見立て」といい、見立てこそが診療のキモなのです。

先月も第一子(男児)を無事出産されたという嬉しいお知らせが届きました。
胃腸虚弱で「つわり」がひどく、その後も食欲が低下していたので、この方は漢方治療を出産まで継続していただきました。

「西洋医学的治療と漢方治療は可能ですか」というご質問をよくいただきます。私どもでは積極的な併用をおすすめしています。

文責:檜山幸孝
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