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関節リウマチの疑いがあるといわれたのですが。

関節リウマチは膠原病の一つで、女性に多い疾患です。多くは、中年以降の発症で、ゆっくりと慢性の経過をとるタイプが普通ですが、急激に症状がすすみ、関節破壊が進行するムチランス型もあります。

また、関節のほかに血管炎を伴う悪性関節リウマチSLE強皮症とならんで難病(特定疾患)に指定されています。見た目に関節破壊もはっきりしない場合には、診断は検査に依ります。血液検査では、これまでのリウマチ反応にくわえてMMP-3やCCPが加わり、より早期に診断が可能となりました。

関節炎

関節リウマチでは手指の付け根と中間の関節から始まることが普通です。 関節炎は初めは左右対称ではありません。SLE(全身性エリテマトーデス)では膝や肘などの大きめの関節が腫れて発熱を伴います。

血管炎

血管の豊富な肝臓・腎臓・肺・心臓などの臓器だけでなく、動脈に起きると動脈炎となり、血栓を生じ梗塞から出血することもあります。脳などの中枢神経系に起こると脳炎と紛らわしいのですが、CTやMRI検査で鑑別が容易になりました。この血管炎は致命的なので、最も注意すべきで緊急を要します。

日光過敏症

(紫外線皮膚炎)が見られることが多く、気づいていないこともあります。
また、アレルギーも起こりやすく薬剤使用が長期にわたるため注意が必要です。とくに薬剤アレルギーとしての間質性肺炎は咳が続くときに疑ってみるべきです。

現在の所、治療するほどではないので、定期的に検査をしましょうといわれ不安です。

関節リウマチには発症の誘因があります。
いわゆる不摂生をすると発症しやすくなります。具体的には不規則な生活、睡眠不足、疲れをためる、ストレスをためる、心配事が多い、食事を抜くなどです。難しいと思いますが、これらを改善することはご自分に出来る対策なのです。 また、日光過敏が認められる方は紫外線よけを厳重にすることが肝腎です。疲れやすい、疲れがとれない、ストレスが多く、心配事が絶えないけれどどうしたらよいか判らない。という方は是非ご相談下さい。漢方診療にはこれらに対応可能な処方があります。私どもでお役に立てることがあると信じています。