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暮らしと漢方

漢方薬は「食前または食間」に服用することが多いのはどうして?

一般の薬は、錠剤やカプセルであることが多く、
これらは空腹で服用すると、胃粘膜に直接くっついて傷つける、すなわち潰瘍を起こす恐れがあるといわれています。
だから「食前」になっている場合が多いのです(注:全部ではありません!)。
このほか、飲み忘れを防ぐため、という理由もあるそうです。

 

さて、漢方薬ですが、粉末だったり液体だったりしますので、空腹で服用してもさほど差し支えない場合が多いように思えますが、
最近の研究で、ブドウ糖と人参(漢方薬中の)を一緒に服用すると、ブドウ糖によって人参の成分が吸収されにくくなることがわかっています。
ブドウ糖は、お米やパンが分解されてできますし、
人参を含む漢方薬は、六君子湯、補中益気湯などたくさんありますので、
これらの漢方薬を食事の前、もしくは食間に飲むということには、科学的な根拠があるわけです。