冷房とうまくつきあう方法
むしむし暑いとつい冷房を強くしがちです。逆に、節電と言われて設定温度を28度にしている職場も多いようです。28℃で快適ならよいのですが、寒く感じて保温に勤めている方も少なくありません。冷房をうまく使って暑い夏を乗り切るにはどうしたらよいのでしょうか。
冷房が調節可能な場合
まず室温よりは湿度に注目して60%くらいに下げること。気温28度でも湿度が70パーセントと60パーセントでは快適さが大きく違います。50%台まで下げてもよいのですが、多くの場合室温が下がりすぎてしまいます。実際にはドライで運転を開始して湿度が60パーセントまで下がったら28度の冷房に切り替えます。湿度が70パーセント近くになると不快になってきますので、その時はドライにするか、設定温度を27度から26度に下げましょう。
冷房の調節が出来ない場合:勤務先、乗り物など
冷えすぎる場合は、足下の保温に加えて腰周りも冷えないように。 靴下、履き物、膝掛け(大きめにして腰巻きにするとよい)、 最後に夏でもカイロ。冷風に直接当たらないように拡散板、風向変更など工夫。それがだめなら着衣で防御しましょう。
冷房は乾燥しますので、水分補給をこまめにしましょう
毎時50mlは必要です。作業時はこの二倍は必要です。カフェイン飲料は利尿作用がありますので補水には不適です。麦茶、ほうじ茶、番茶が適しています。