「食べ過ぎるとお腹が下るんですよ」と訴える方がおられます。
私は「当たり前でしょう!食べ『過ぎ』ているんですから」と答えていますが、この方の場合はお腹が「もう食べないで!」と警告を出してくれているわけです。許容量を超えて食べても何もないほうがむしろ心配ですね。
さて、ある知人の武道家から聞いた話です。修行を重ね、心・技・体の全てを磨き、ついに師匠からその道の奥義書を見せてもらえることとなりました。さあ、どんなことが書いてあったのでしょうか…。
この知人は「何が書いてあるか、薄々と見当はついていました」というのですが、巻物に並んでいた文言は、「早寝早起きをせよ」、「食事はよく噛んで食べよ」などといった当たり前のことばかりだったそうです。
身体によい当たり前のことをきちんとやること、これは普段から養生に努めよということですが、これをやったからといって何かが眼に見えるように変わっていくわけでもなく、人間はともすれば楽な方へ楽な方へと流されがちですから、これがなかなか難しいのです。
当たり前のことをやり続けるということは、実は大変な根気の要ることですね(実感)。
文責:檜山幸孝
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